ワードプレスで「このサイトで重要なエラーが発生しました。」状態になってしまったときの解決法
目次
今回は1つのプラグインを無効化したらこうなりました。
「slider revolution」というプラグインを無効化したところ、上記のように重大なエラーが発生しました。
もう慣れてますし自分のサイトですので焦りは全然なくてすぐに解決しましたが、念のため記録として残しておきます。
今回の記事はこんな方におススメ
- プラグインをかまっていたら上の画像のようにエラーが出てしまった方
上記のエラーは「プラグインのコードを編集した」「久しぶりにサイトを編集した」「ワードプレスをアップデートした」「プラグインを更新・無効化した」といった場合に発生しやすいです。
プラグインのコードを直接編集するなど専門的なことした覚えがなく「単にボタンを押して更新・無効化しただけ!」といった場合でもこうなることが増えています。
ワードプレスは日々新しくなってプラグインも増えていることから、久しぶりにログインして更新してみようと試みたときに
- サーバーのPHPバージョンが古くて最新のワードプレスやプラグインに対応できていない
- ワードプレスのバージョンが古いのにプラグインが新しい、またはその逆
といった状態になってしまいPHPにエラーが発生して真っ白になります。
具体的な解決方法
具体的な解決方法は大抵以下のパターンが多いです。
- 1.レンタルサーバーでPHPバージョンをアップデートする
過去にレンタルサーバーを契約してPHPバージョンの自動アップデートが設定されていない場合、PHPバージョンが古すぎて最新のワードプレスやプラグインに対応できず真っ白になるか、部分的にサイトのデザインが崩れてしまいます。
なのでレンタルしているサーバーの管理パネルにログインしてバージョンアップします。サーバーは他社が管理しているという場合は管理人にお願いしましょう。
使用しているサーバーによって手続き方法は変わりますが、有名どころはマニュアルを用意してくれています。
- 2.プラグインを無効化/削除する
最も多い解決法は特定のプラグインを無効化、もしくは削除することです。
最近ですとご親切に管理者のメールアドレス宛にエラー内容を教えてくれるようになりました。
ただし、サイトが真っ白になってダッシュボードから無効化や削除ができないため、FTP接続にてサーバーにアクセスしてファイルを操作します。
ここではFTP接続の方法がわかる前提で話を進めます。
FTPでエラーが発生したサイトのディレクトリに移動します。
エラーサイト→wp-contents→pluginでプラグイン一覧が表示されます。
既にエラーを起こしているプラグインが判明していて、別に削除しても問題ない場合はそのまま右クリックで該当プラグインを削除すればサイトが復活すると思います。
どのプラグインがエラーとなっているか分からない、もしくは削除したくない場合はFTPでプラグインを無効化します。
上の画像のようにプラグインの名前を編集して先頭に「数字のゼロ」を2つ入れます。
例えば「contact-form-7」という名前を「00contact-form-7」に変更します。
これを順番にやっていくことで、プラグインを削除することなくエラーが発生しているプラグインを突き止めて無効化させることができます。
名前を変更しても復旧しない場合はそのプラグインのせいではないということです。全部無効化しても復旧しない場合はプラグイン以外に原因があるとみていいでしょう。
この方法で無効化したプラグインを元に戻すには、同じくFTPでログインして先頭の00を消してやればOKです。ワードプレスの管理画面からでは元に戻らないので注意しましょう。
名前の00を消してワードプレスのダッシュボードからプラグインを有効化すると再度機能します。
ただし、無効化することによって設定がリセットされてしまうようなプラグインもたまにあるのでその場合は事前にバックアップを取っておきましょう。