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論文

転職経験があると転職に積極的になる?:就業構造基本調査80万人分のデータ分析より

就業構造基本調査 80万人の匿名データを分析して調査 小野寺(2012)によると、転職経験の有無によって次回の転職に対する積極性に有意な差が生じるとのことです。 今回は就業構造基本調査 80万人分のデータ解析によって明らかになった結果を一例としてご紹介いたします。 特化係数によって判断 特化係数とは簡単に申し上げますと数字の「1」を基準に、1より大きくなるほど特化している(優位に働いている)ということです。

午後の眠気対策に最適な仮眠時間とは:広島大学大学院の研究より

午後は誰でも眠くなるという研究結果が 学生、社会人問わず昼食を取った後に眠くなるという症状は日常茶飯事です。 実はこの「午後に眠くなる症状」は寝不足な人にだけ現れるという訳ではなく、前夜に十分な睡眠を取った人にも現れることが指摘されています(Carskadon,1989;Carskadon & Dement,1982)。 どうせ眠くなってしまうのであれば、それを受け入れて対処することが重要です。

作業効率を向上させる室温とは:日本建築学会環境系論文集より

室内の気温が上がるほど作業効率が低下するとの研究結果 少し古い論文ではございますが、岩下ら(2004)の研究によると被験者101を50人と51人に分けてそれぞれ22℃の室内と29℃の室内で同じ作業をさせたところ、22℃の室温で作業を実施したほうが正解率が高いという結果になった。 ビデオ内容の記憶の度合いを作業効率と捉える この論文における「作業」と「効率」の定義を説明する。 作業・・・ TV番組のビデオを視聴した後、番組内容に関する問いに答えること