「powered by wordpress」「design by smartcat」などの削除に最適!:webデザイナーが必ず覚えるべき「Grep」機能
目次
webページに書かれている文章やコードを探すのに最適です。
Grep機能とは「さくらエディタ」のようなテキストエディターを利用して、ファイルの中から特定のワードが書かれている場所を検索する機能です。
この機能を使えば、ワードプレスのフッターに書かれている「powered by wordpress」「design by smartcat」といった表記を消す際に役立ちます。
使用しているワードプレスのテーマによって上記のコードが書かれている場所が異なるため、grep機能を使う前はインターネットで「〇〇(テーマ名) powered by 消し方」と検索して削除方法を調べていましたが、マイナーなテーマだと消し方が出てこない場合があります。
grepを覚えれば今後そうした問題はなくなります。
導入:サクラエディタをインストールする
sakura.exe をダウンロードしましょう。
実際に検索してみる
今回はbyblosというテーマの「Design by smartcat」という部分を探します。Grep機能を使うためにはテーマファイルを自分のパソコンにダウンロードする必要があります。
上記のテーマファイルはこちらからダウンロード可能です。
次にサクラエディタを開きます。
サクラエディタの初期画面が出ました。
上部バーの「検索」から「Grep」をクリックします。
すると、検索画面が出てくるので「条件」の部分に検索ワードを書き込みます。
「Design by smartcat」と丸ごと検索しても大丈夫ですが、今回は「smartcat」と部分的なワードで検索します。特に深い意味はございません。
ファイルの「*.*」は「byblos」フォルダ以下のフォルダ内全てを検索するという意味を表しています。
特にこだわりが無ければこのままでいいかと思います。
フォルダの右にある「…」をクリックして先ほどダウンロードしたテーマフォルダを選択します。
そして、検索をクリックします。
すると、テーマファイルの中に「smartcat」と書かれている部分が一目瞭然になります。
画像の赤枠を見てみると「Design by Smartcat」という部分が見つかりました。
画像左側を見ると「\Desktop\byblos\inc\engine\byblos.php(455,22)」という場所に上記のワードがあることが分かります。455は455行目ということです。
この通りにサクラエディタでファイルを開いてみると、
拡大!
grep検索結果の通りありました!
後はこの一行を削除するだけです。
現在は自分のパソコン上のファイルで検索をかけているだけなので、実際にオンライン上で使用しているファイルのコードを消しましょう。
FTPでサーバーにアクセスして消すのも良いですし、ワードプレスの管理画面から消すのでも大丈夫だと思います。