Xサーバーの「外部サーバーでのweb認証」でトークンファイルを置く場所が分からない方へ
Xサーバーの説明だけでは分らない方向けの補足
サーバー移管に伴いドメインを追加してSSl化するとき、ネームサーバーを変更して追加する方法が簡単ですが、
ネームサーバーを変更する前にSSL設定を追加したいケースがあります。
例:SSL化済みのサイトを移管する場合
Xサーバーのマニュアルページをみると方法が書いてあります。
しかし、初心者の方は以下の部分でつまづく場合があります。
4.移行元サーバーにトークンファイルを設置
ダウンロードしたトークンファイルを、「設置URL」に記述されているURLで参照できるように、移行元サーバーに設置してください。
FTP接続で旧サーバーにアクセスしてファイルをアップロードするのですが、どの階層にアップすればよいか分からないという方がいらっしゃいます。
Xサーバーからは、xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/といったURLに設置するように指示されます。
今回はWINSCPを用いて接続します。
しかしながら、FTPでサーバーにアクセスしても.well-knownというディレクトリが見つかりません。
新規でディレクトリを作成しようにも、既に存在しますとエラーになります。
※エラーにならない場合は元々存在しなかったということなので、そのままディレクトリを作成していただいて大丈夫です
そこで、「wp」ディレクトリがある階層で(ワードプレスの場合)、上の画像赤枠のお気に入りを開くをクリックします。
空欄に「.well-known」を入力して「開く」を押すと見つけることができます。
wellの前のドットも忘れずに入力してください。
※FTPソフトによっては隠しフォルダの表示などで見つけることができる場合もあります
その階層に右クリック→新規ディレクトリ作成で acme-challenge を作成します。
その中に、トークンファイルをアップロードすることで設定が完了します。
階層の位置関係がイマイチ分からない方は、適当な画像ファイルなどのURLを確認して、そこから順番に逆算していくなど工夫してみて下さい。